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カメラに興味のある方はすでにチェック済みでしょう、9月下旬にニコンの1眼レフカメラのフラッグシップモデル、Fシリーズの6代目、F6が発売になりました。で、前々から思っていたのですが、ニコンのFシリーズと、ベンツのSクラスって非常に共通点が多いです。ともに商品構成上のハイエンドモデルですし、
その1、次世代モデルがでるタイミングが非常ににかよっていること。F−F2は72年、F2−F3は80年、F3−F4は89年、F4−F5は95年、そして04年今年、F6が登場。
その2、モデルチェンジの背景にある技術革新、改良の構図がそっくりなこと。W116はシャーシ・エンジンの改良でより高速走行に適したモデルチェンジ、F2はモータードライブでのフィルム巻上げ(高速度撮影)が標準として考えられた構造に。W126はABS・エアバッグの搭載のほかブルーノ・サッコの造形でデザインてきにもみるべきものに、F3はストロボの自動調光をはじめとしたコンピューター制御の導入、デザインはジウジアーロが担当(以後F6まで彼が手がけてる)・・・
ちなみにF5からF6への流れとしては、オートフォーカス・露出制御のより高速・高精度化を果たす一方、どちらもモータードライブ内臓ながらF6のほうがより小型・軽量化を果たしています。この流れでいくと次期Sクラスは、走行性能では革新的なデバイスの採用でより進化する一方、マイバッハの登場もあり、現行モデルより多少は小型化する?さて実際はどうなるやら。
あと、市場での受け入れられかたも似ていますが、長くなるので今回はこのあたりで。
閑話休題、私はF3をもってます(もろW126世代です)人も、クルマもカメラもあまり極端な進歩にはついていけず、適当なところで立ち止まってます。では。
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