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99年式 E320 AVGを昨年中古で購入しました。
その際に、ATFは半分交換しましたと販売店に言われました。
全量交換をしない理由を聞くと、「走行距離を考えた故」とのこと。
釈然としなかったのを覚えています。
その後、ATの構造を知ることとなり、全量交換が困難であることも
しりました。
ただ、7万強キロ走行していることを考えるとATFの状態は気になり、
ディラーに尋ねましたが、メンテナンスフリーですと言われました。
また、ネット上でも交換しないか、交換してもオイルパンに溜まった
分だけを抜いて、新油を継ぎ足す方法を押す意見が多く、迷って
おりました。
外車中古車月刊誌に、ATFの全量交換の施工店の記事がありまして、
そこに問い合わせたのがきっかけで全量交換した次第です。
AT内部の洗浄を実施した後に、新油で満たす方法でした。
旧油排除と洗浄は圧送式だったと記憶しています。
施工終了後に見た旧油の状態は泥水のようで、とてもATFとは思え
ない状態でした。よく、こんな状態で不具合も発生せずに走行できて
いたものだと感心をしたものでした。
ATFは、メルセデス指定の中の1つであるValvolinです。
(施工店が指定油だと言ってました。)
工賃込みで、洗浄及びATF交換、ATFフィルター交換、5万円台でした。
交換後の印象は、
シフトチェンジ時のショックが更に少なくなった。
シフトチェンジ時の息つきがなくなった。
加速がグイグイという感じが強くなった。
とにかく滑らかでかつ、アクセルの踏み込み量に応じて引っ張る感が
ダイレクトになった感じです。以前は、多少滑りが出ていたのかもと
思っています。
今回、あの泥水のようなATFを見ただけで交換してよかったと思った
ところに、交換後の車の状態が思った以上に良くなったので嬉しさ倍増
です。
ただ、交換後日も浅いですし、1年後にどうなるかはわかりません。
どうせOHが必要になるんだから、ATが壊れるまで交換しないというのも
ありだと思います。
私の場合、走行距離もいってましたので、踏ん切りもつきました。
でも、買って1年経たずに全量交換してAT壊れたらどうしようと迷って
いたのも事実です。
結局、ATFの全量交換は、技術力があり信頼と経験豊富な施工店の出会い
とオーナーの決心一つなのではないでしょうか。
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