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みなさん、ご意見ありがとうございました。具体的にはなかなかわかりづらい
ですね。私なりに調べてはみたのですが、たぶんハズしていると思いますので
ご指摘ください。
メルセデスはどうも1990年代後半に一つの転機があったようです。
それまでは「クルマはかくあるべき」のような独自の哲学だったのが、
その頃から「ユーザーの望むクルマ作り」に。より多くのドライバーに
受け入れられるようにするために、乗り味、特に操作系の全てをライト感覚に
したようです。恐らくユーザー増加とコスト削減による株主への利益還元が
命題になったというところでしょうか。W140の市場での不振も影響したかも
しれません。Webなどで多くの方が指摘している、「メルセデスが失ったもの」は
以下のようなところでしょうか。
【メルセデスが失ったもの】
シャシーの剛性感(金庫のドアを閉めるときのような重圧感とフィール)
カチっとした重厚な造り
重厚な操作フィール(ハンドル、ギア、アクセル、、、)
素材の質感(現行はコスト削減のために材質が悪い)
本革シートの耐久性
あと、みなさんのご意見を参考にクラス毎の世代交代の境をまとめてみました。
【世代交代がいつか】
CLASS 新世代 重厚な時代 備考
E W210 W124 W124は1996年まで。良き時代はこれが最後との
声が高い
SL R230 R129 R129も1998年モデルからは操作系が軽いタッチに
移行してしまった
S W220 W140,126 W140(1991-1998)は重厚組と判断しました
C W203 W202,201 W202(1993-2001)も重厚で
すっかり忘れていたのですが、私の父がW126のロングタイプを所有してました。
1度だけしか乗ったことが無いのですが、鉄の塊が空気と一緒に空間を移動する
という感じでした。シートの黒革は分厚く引き締まっており、ドアも確かに
金庫みたい(笑)運転したこと無いのでなんともいえないのですが、
あれが当時の重厚感なのでしょうね。
W124 500E。。。あー、やばいやばい。
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