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SLは、メルセデスのシリーズの中でもまだリセールは良いほうですが、それでもメルセデス全般を考えると、他の乗用車同様グングン値落ちします。所詮量産乗用車ですから。BMWやアウディも同様です。10万キロ乗ったら値がつかないような国産車とまではいきませんが。
対してフェラーリは、量産車といえども絶対的な販売台数が少ないので希少性やプレミア性が非常に高いです。現行のF430はディーラーでは納車まで3年待ち(待ってる間に次期モデルが発表されますね)ですし、その影響で360モデナやF355は異常な高値安定を未だに維持しています。年数はどんどん経過していくのに、ここ最近中古価格はずっと変化ないです。(事実上値上がりですね)
355以降の近代フェラーリは、故障がだいぶ減ったので維持費も以前のようにべらぼうにかかることはないと思います。ただ、べらぼうにはかかりませんが、ドイツ車と比べたらそれなりにはかかります。お決まりのタイベル交換で数十万、クラッチ交換でも数十万(いずれも2〜3万キロ毎)、オイル漏れクーラント漏れなどなど・・・定番です。
メルセデスは、資産価値は落ちていくけど維持費はかからない。
フェラーリは、資産価値は落ちないけど維持費はかかる。
(あくまでザックリとした一般論で全てがそうというわけではありませんよ)
どちらがお得なのか私も分からないです。
ごめんなさい。
私は360モデナを所有していますが、過去1年間でのトラブルは、マフラーを支えているステーが割れて走行中に落ち、それを知らずに半年間過ごしていたことぐらいです。これを重要なトラブルと考えるか、それともイタ車の愛嬌と捉えるか。
私は後者です。
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