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     |  | 原因が判明したので報告します。 やはりマスターシリンダでした。外したシリンダはセコンダリピストンの
 カップの動きが悪いようで「ググッ」と引っ掛かりがありました。新品
 シリンダは本当にスムーズです!
 
 では動きが悪くなった原因は? 古いシリンダはブースターとの間に
 スペーサーがありました。新品もその通りに取り付けたのですが
 ブースターとシリンダに隙間ができてしまっています。ガスケット
 丸見えなんです。これはどう見てもおかしい。。。
 ここで旧シリンダが取り付けてあるときの動きを思い出しました。
 ブレーキペダルを思いっきり踏み込むとシリンダが大きく上方に
 動くのです。セコンダリピストンはブースターと反対側で上方へ
 の移動量が多くなる方です。しかも取り付けナットのネジの内径が
 ブースター側は丸でも反対側(セコンダリピストン側)は楕円に
 変形していました。推測ですが、まずシリンダとブースターの取り
 付けが面接触ではなく2箇所の点接続のためブースターのロッドが
 シリンダのピストンをまっすぐに押し込むことができない。
 このためペダルを押すとシリンダが上方へ動くことが恒常化。
 当方の足踏みエア抜きでトドメを刺すことになった。
 こんなところだと思います。ナットの変形がその証拠でしょう。
 新しいシリンダはブースターとの間にナットを挟まず面接触に
 変更。ブレーキライン、冷却ラインを繋ぎなおしてともにエア抜き
 して完了。試運転、本日の通勤時のブレーキタッチは本当に
 スムーズでちょっと感動。解決まで4ヶ月かかってしまいました
 がよかったです。マスターシリンダの交換はフルード漏れがあって
 から、と考えていましたがこういうケースもありますね。
 
 93-94年あたりに製造されたW202だと同じ現象に見舞われている
 潜在車両は多いかもしれません。気になる方は確認されることを
 お勧めします。
 
 ちなみに部品手配はIPSからでマスターシリンダassy $130-
 タンク $35- 。タンクは再利用してもよかったのですが、
 大盤振る舞いで購入してしまいました。新しいタンクは
 ブレーキ液面チェック端子が一体化しているので、加圧ブリーダー
 にはこちらの方がいいです。
 
 知りたいことがあればわかる範囲でコメントします。
 長文失礼しました。それではよろしくお願いします。
 
 
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