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メルセデスは、こんなことも既に3年前に実現していましたよ!
今は、アクセル(スロットル)by ワイヤーが当たり前。最近では大型車両を皮切りに
本格的にブレーキbyワイヤーも出始めましたね。メルセデスは3年前のデトロイトの
あるショーで、型は今風のオープン2シーターの車、今思いますに新型の
SLK-350みたいな形でした。
この車は、なんとステアリングbyワイヤーだったのです。
たまたま、そのショー会場から車を移動するのに立会い、思わず「座らせてください!」
とお願いしました。すんなりokが出て、ダッシュやステアリング周り、エンジンスタート
など、行うことができました。
ステアリングbyワイヤー、すなわちハンドルの下からエンジンルームへのドライブシャフトが
無いのです!
原理は、ステアリングに内装された一種のボリューム(角度センサーというかレゾルバというか)
があるのでしょうね、そこからDCサーボモーターを作動させ操舵するシステムです。
面白いのはエンジンをスタートする前は、そのステアリングは360度、くるくる回ってしまいました。
一旦、エンジンをかけますと、タイヤの現在の位置を認識し、その位置までステアリングがスーッと
周り停止します。
その後は、普通の重さのステアリングへと変身するわけです。
もっと簡単に言いますと、今のEPS(電動パエステ)から、ステアリングのドライブシャフトを
取り除いた!?と想像すればいいと思いますね。
これのビデオを見ましたが、、なんと!ABS、トラクション、アクセル開度、ステアリング
、すなわち走る、曲がる、止まるがすべて電子化(コンピュータ化)されていました。
説明はよくわかりませんでしたが素人ドライバーが、ジムカーナできそうでしたね。
どこまで電子化すれば気が済むのだろうか?なんだか味も素っ気もないような(笑)
今の、補助ブレーキシステムとか、高速での前の車両と接近するとブレーキするシステム
とか、、なんだかなぁー?って思っています。
電動のサイドブーキもおかしな話です。このステアリングbyワイヤーなんかも電源の
バックアップ次第では、恐ろしいことになりそうですね!?
それだけ、フェールセーフとやらにお金をかけねばならず、、いかがなものかなと。
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