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     |  | ▼初心者さん: 横から出てきてすみません。
 
 >また、リアはなぜメンテしないのですか?
 
 辰巳出版から出ている「MBウィークポイント&トラブル対策バイブル」によると
 ・フロントと比べ掛かる荷重も少ないこと。
 ・片側だけで5本(マルチ)のリンクで荷重を分担しているので、各ブッシュの
 負担も少ない。
 
 と書かれています。
 本当はリアもやるべきなのでしょうが、フロントはもともと負担が大きい箇所で
 交換時期も短いようです。また交換した効果もはっきりします。
 一方、リアはロアアームはブッシュだけの交換も可能ですが、その他のアーム(リンク4本)は
 ブッシュだけの交換はできない構造になっています。
 また、リアサスの各リンクだけでなくリアのサブフレームやディファレンシャルマウントの
 ブッシュも交換すると効果が高いようですが、後はお金と相談です。
 
 
 >>商品名:ボールジョイント(LEMFOEDER製)
 サスペンションが上下左右に動く様にするため、ロアアームについている
 球状の軸受け部分です。ゴムブーツで覆われており、このブーツが破れて中の
 グリスが漏れてジョイント破損、走行性に支障が出るトラブルになります。
 
 >>商品名:ドラッグリンク(V型エンジン用)(LEM製) タイロッドまで含
 ボールナット式ステアリングに付いている各アームに動きを伝える連結棒です。
 ドラッグリンクの両端にタイロッドエンドがついていて、この中にもボールジョイントがあり
 同じようにゴムブーツで覆われています。
 
 >>商品名:アイドラアームリペアキット(LEMFOEDER製)
 同じくボールナット式ステアリングで付いているリレーロッドを左右平行に保つために
 取り付けられているアームです。
 このアーム用ブッシュを交換することで、ハンドルのぶれやばたつきを抑え、
 しっとりしたハンドル感覚が蘇ります(実経験)
 
 以上の部品はW202に限らず、一般車でも経年変化や走行状態でいずれ壊れていく消耗部品の類です。
 メルセデスだからといって特別な部品ではなく、逆にメルセデスだからこそ、これらの部品の
 調達が容易かつ交換することでオリジナルの状態に近づけることができるということになります。
 確かゴムブーツの破れは車検に通らないはずです。
 
 
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