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     もともと,雹(ひょう)の被害を受けて,ぼこぼこになった車を直すために生み出された技術みたいですね。 
 
デントリペアというと,エクボの補修のイメージがありますが,塗装さえ無事ならかなりの大きなヘコミまで直すことができます。 
 
ただし,プレスラインにかかるところ(腕次第では,直せますが)と,裏に補強等などが入っていて,ツールの届かないところは直せないことがあります(ただし,ツール用の穴あけを行って直す場合もあります。内視鏡手術みたいですね。)。 
 
屋根のデントリペアは,本来ならお手の物のはずですけど(雹被害を一番受けるところですから)。 
ただ,内装を剥がす必要がありますので,その分,工賃がかさみます。 
 
塗装が痛んでいなければ,すぐ板金に出す前に,デントリペアの可能性を探った方が,車のためにも,費用のためにもよろしいかと思います。 
その際は,板金屋さんを経由するよりも,デント屋さんに直接依頼した方が,当然,中間搾取がない分,費用的に有利です。 
 
私も,911とNSX(アルミでもリペアできます)と,現車のW202のフロント・フェンダー,リアドアでお世話になっています。 
W202は,その後もドアパンチが続き,直したい箇所の預金が貯まりつつあります(笑)。 
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