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最近 大変重要なことに気づきました。皆様はたぶんもうご存知だとは思いますが私の経験を書き込ませていただきます。ハンドリングの直線性の低下、ふらつき、轍や悪路での不安定さに悩みロアアームやショック、ボールジョイント、タイロッド、バブベアリングなど考えられる部品はすべて交換し、おまけに10年前に経験した衝突事故の再チェックで再度フレーム矯正までしました。総額70万円を超える大手術でした。でも、新車のころのハンドリングフィールは戻りませんでした。ある日 ふとハンドルの遊びが大きいのでは?と考えました。ステアリングギアボックスのバックラッシュのことです。W202はリサーキュレーティングボール型ステアリングですがそのギアボックスのバックラッシュ調整の必要性です。エンジンのエキゾースト付近に板金カバーに覆われたギアボックスがあります。板金カバーをはずす(10ミリ六角ボルト2本)とバックラッシ調整ねじがあります。19ミリのナットでロックされています。19ミリめがねスパナと5.5ミリの六角レンチで調整します。六角レンチを左回転することによりバックラッシは小さくなります。W202の場合ハンドルの遊びはどこまでなのかよくわかりません。私のC220の場合ハンドルが軽く動く範囲を、ハンドル外周で8センチから4センチまで詰めました。この調整ボルトはすごく敏感で何度も実際に運転しては調整をしなおす必要があります。場所は手が入りにくく エンジン熱で手がやけどしやすいので慎重さが必要です。この調整結果により、路面からのハンドリングへの影響は皆無になりました。轍でもまったくぶれません。新車時の乗りごごちがよみがえり嬉しくてたまりません。もし 私と同じような状態の方がおられましたらこの調整に挑戦されてはいかがでしょう。ただし、このねじは、敏感でギヤボックスを破損する場合もあるそうです。やるなら、慎重に、自己責任でお願いします。でも こんなこと 何人ものプロのメカニックが誰も気がついてくれなかったなんて・・・。以上報告まで。
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