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実家にある'95年式C200LTDのルームランプ内温調モーターの音消しを行いましたので参考にして下さい。
まず私の'96年式C200ELE.のルームランプ(キュルキュル音は出ていませんが。)を外して予習した後、実家に帰ってトライ。
まず'95年式の温調モーターの形状が違ってました。'95年式は円筒状、'96年式は四角いです。
温調モーターは、ルームミラー本体に2つのフックで固定されてます。こじれば外れます。
この時、細い筒の中に温度センサーが固定なく入っているので傷めないように注意が必要です。
なんと云う凝った作りでしょうか!モーターが小さいコイルばね数個でフローティングされています。
小さいコイルばねには、シリコンゴムが塗布されています。要するにサスペンションの構造と全く同じです。
'96年式から形状が変わっている理由が判りました。コストかかり過ぎです。
ファンの形状は、エアコンのブロワーファンの形状とほぼ同じです。
ファンなどには干渉の痕などありませんでしたので、モーターの軸あたりから「キュルキュル音」が出ているようです。
ファンを外してモーター軸直にアクセスしたいのですが、フローティング機構を傷めそうです。
隙間からシリコンオイルのスプレーを吹いて終了。
組立て確認後、完治 \(^o^)/
今回はシリコンオイルのスプレーを使用しましたが、CRCなどの鉱物油系のスプレーは厳禁です。
温調モーター本体とファンの樹脂はポリアセタール系の樹脂でしたので比較的耐薬品性のある材料ですが、
'96年式の四角いモーターは、ABS系の材料のようでしたのでここにCRCなどの鉱物油系のスプレーを吹くと
後で応力クラックが発生します。CRCの使用は、金属部に限定しましょう!
参考になれば幸いです。
【room_lump.jpg : 177.6KB】
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