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▼スティーブさん:
「バネ下重量軽減は,バネ上10倍相当とか20倍相当だ」とか表現されるのは,確かに数字のマジックの側面がありますよね。人って数字を言われると妙に納得してしまうところがありますから(笑)。
ただ,単純に考えるに,同じ径のサイズのわっかを回すときに,重ければフライホイール効果で力が要るし,止めるときも力が要りますよね。車体に重いものを積むと,同じように加速・減速で力が要るわけで。それを表現しているのかもしれません。加速・減速を鋭くするには,バネ下重量(というか,ホイルとタイヤだけですね。キャリパーやサスは関係ないでしょうから。)が軽い方がいいのでしょうね。だからといって,その効果が,10倍とか20倍なのかは,別途検証が要りそうですけど(笑)。
また,サスの先に重いものが付いていれば,やはり慣性が重くなるでしょうから,凸凹での追従性に悪影響があるのでしょうね。それがタイヤのばたつきになってドライバーに知覚されるのでしょう。
でも,それを何でもかんでもひっくるめて,かつ,様々な数値も捨象して,単純に10倍だとか20倍だとか言われても,確かに納得できません(笑)。
仰るとおり,ポルシェの純正アロイは軽いですよね。そして,RUFのアルミは重かった。強度を出すための重さではなく,ジャイロ効果を求めての重さだそうですので,要は車の性能に何を求めるかですよね。RUFのように最高速を狙うのなら,ばね下重量軽減はあまり考えなくてもよいのでしょうから。
長文,失礼しました。
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